こんにちは、KEIKO(けいこ)です。
無在庫の場合、在庫コストがかかりませんので、基本的に商品数を増やそうと思えばいくらでも増やすことが可能です。
「商品が多い方がいいのはわかるけど、たくさんの商品を販売していないショップも多いし、300商品ぐらいあればOKかな?」などど思われる方もいるかと思います。
今回は『無在庫における商品数の重要性』と題して、私の考えをお伝えさせていただきます。
ネットショップの商品数は多い方がいい
無在庫・有在庫を問わず、基本的にネットショップでは、商品数が多ければ多いほど良いとされています。
詳しくは別の記事でまとめておりますので、まだ見ていないという方は、まずはこちらをチェックしてみてくださいね。
無在庫のデメリットをカバーする「商品数」
無在庫と有在庫とを比較した場合、販売する立場から見ると”在庫コストがかからない”というメリットのある「無在庫」の方が良く思えますが、お客様の立場から見ると「有在庫」に方が圧倒的に良く見えます。
なぜなら、注文後に仕入れを行う「無在庫」は、注文からお客様の手元に届くまでに多くの日数がかかるからです。
無在庫において、お客様が「商品ページを見たのに商品購入に至らない」のにはいくつかの要因があります。
・よく見たら商品自体の魅力がそれほどでもなかった
・価格が高い
・納期がかかる
・サイズや細部情報などの商品ページの情報が足りなくて不安で購入できない
・ショップの信用度が低く不安で購入できない
・商品の信用度が低く不安で購入できない
・返品できないなどのルールがあり不安で購入できない
・他のショップの商品と迷っている
・商品を使用する日までにはまだ時間があるので色々比較検討している最中
などが考えられます。
「商品自体の魅力が低いのであれば、魅力のある商品を探して販売する」
「商品ページの情報が足りないのであれば、できる限り情報を追加する」
「ショップの信用度が低いのであれば、レビューを増やして信用度を上げる」
などを行うことで、完璧には無理ですが、対応することができます。
ですが、納期ばかりはどうしようもありません。。。
無在庫の場合は「無在庫直送」をおすすめしていますが、無在庫直送を利用して代行会社からエンドユーザーであるお客様へ直接商品を発送したとしても、中国から日本への配達となりますのでどうしても日数がかかります。
国内発送の有在庫には到底かないません。
ではそうしたらいいのでしょうか?
それには「商品数」を増やすことです。
商品数を増やすことで有在庫と差別化する
同じ商品を有在庫のショップと無在庫のショップとで販売した場合、価格が同程度&ショップの信用度が同程度なのであれば、有在庫ショップの方が勝ちます。
商品は早く手元に届いてほしいですので、当然ですよね。
ですが、有在庫ショップは「販売する商品=在庫を持つ」わけですので、販売できる商品数には限界があります。
大企業などの場合は別ですが、個人でビジネスをする場合、100商品も在庫を持てたらいい方です。
無在庫のショップの場合、在庫コストは発生しませんので商品数は無限です。
(実際には商品登録するには時間、商品登録を外注するのであれば外注費がかかります)
ですので、いかに有在庫ショップが販売していない商品を販売できるかがポイントになります。
有在庫ショップはたくさんありますので、何処も販売していない商品を1つ1つ探すなんてとても無理。。。
だからとにかくたくさん商品を登録することで対抗します。
有在庫ショップで人気の商品を見つけたら、それと同じ商品はもちろん、その商品に似た商品をとことん販売してみるのがおすすめです。
人気商品に似た商品は、その他の商品に比べ売れる可能性が高いのでチャンスです。
有在庫ショップでは、人気商品に似た商品のすべてについて在庫を持ち販売することはなかなかできませんので、それらの商品も販売しチャンスを引き寄せていきましょう。
個性的なデザインや一般的ではないニッチな商品は、無在庫のチャンスです!
有在庫ショップの場合、どうしたって万人受けするデザインの商品を販売することが多いです。
需要の少ないであろう、個性的なデザインや奇抜なデザインの商品の在庫を持つのは勇気がいりますので難しいんですよね。。。
特に今は、人と被らない、ちょっと変わったものを求める人が増えてきている時代です。
無在庫であれば需要の少ない商品もいくらでも販売することが可能ですので、多少マニアックだけどその中では人気がありそう、そんな商品も販売することで有在庫ショップとの差別化をしていきましょう。
商品数を増やすことでとにかくアクセス数を増やす
商品数を増やすことで、あなたのショップの商品を見られる回数=アクセス数を増やし、納期のデメリットをカバーしましょう。
『その商品を欲しい』と思っても、納期が「10営業日から20営業日程度かかる」「2-3週間ほどかかる」と書かれていたら、購入をやめてしまうお客様はとても多いです。
あなたがお客の立場だったらどうですか?
私は無在庫をしていますが、それほど納期がかかる商品は、実は一度も買ったことはありませんw
今は「Amazonプライム」や「あす楽」など、注文した翌日には商品が届くのが当たり前となってきていますので、無在庫において納期を理由に購入をやめるお客様は多いのです。
ですが、その商品がそのお店にしかなかったら、どうしても欲しい商品だったら、買いませんか?
中には納期がかかることをあまり気にされないお客様もいます。
どうしてもほしい商品であれば納期がかかっても購入されるお客様もいます。
そういうお客様の目に止まるよう、リサーチして売れそうな商品を見つけたら、とにかくたくさん登録するした方がよいんです。
また、商品数を増やしアクセス数を増やすことができれば、納期のデメリットはもちろん、他にもプラスに働くことがあります。
商品数が多ければ、「よく見たら商品がいまいちだったから購入しなかった」お客様が、ショップ内の商品を巡ってくださり、「似た商品で良い商品を見つけた」「買うつもりはなかったけど可愛いバッグを見つけたから買っちゃった」ということが起こるんです^^
最後に
今回は、無在庫における商品数の重要性について、私の考えをお伝えさせていただきました。
具体的な数字をお伝えするのは難しいのですが、これから始めるという方はまずは最低でも「1,000商品」を目指してみてください。
商品数が多くても売れる商品は一部ですので、売れない商品が多くあると店舗スコアなどに悪影響してしまうというデメリットもあったりしますが、まずは商品が売れないことには始まりません。
まずはとにかくたくさんの商品を販売して、販売経験を積んでいきましょう。
その後、店舗スコアが気になるようであれば、どの販路でも売れないような商品は削除するなどの対応をしていけばOKです。
ちなみに私は店舗スコアをほぼ気にしてないですw
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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