売上UPしたいなら増やすべき5つの数字

2024年1月30日

こんにちは、KEIKO（けいこ）です。

・しっかりリサーチして売れるはずの商品を出品したのに、全く売れない…
・月商10万円からなかなか増えない…
・売上を増やしたいけど、何をどうしたらいいのかわからない…

今回は、そんなお悩みを解決するポイントについてお伝えしていきます。

売上UPしたいなら増やすべき5つの数字

有在庫でも無在庫でも、あなたのお店の売上を今よりもアップさせたいなら、増やすべき5つの数字があります。
それは以下の5つです。

①商品数
②商品の種類数
③アクセス数（PV数）
④転換率（コンバージョン率）
⑤客単価

5つの数字について簡単解説

5つの数字について、1つずつ簡単に解説していきます。

①商品数（個）

あなたのお店で出品している商品の数です。出品数ともいいます。
商品数が多ければ多いほど、売上も比例して増えていきます。

中には「たった1つ2つの商品だけで月商1,000万稼いでます」という方もいますが、これは極々少数の成功者さんのお話。
中国輸入の場合、これを狙えるのはOEMをメインとした話で、商品力+商品ページ＋広告（集客）、全てが高レベルであって初めてなせる技ですし、コストもそれなりにかかります。
初心者さんには無理なので、1商品だけで月商100万円を狙うのではなく、1ヶ月で5万円売れる商品を20個販売するというイメージで商品数を増やして売上アップにつなげるのがおすすめです。

無在庫の場合はもっと単純です。
1,000商品出品するのと、10,000商品出品するの、どっちの方が売上多いと思いますか？、と聞かれたら当然後者ですよね。
無在庫は有在庫以上に商品数と売上が比例しますし、在庫持たなくていいのですから、貪欲に商品数を増やして売上アップにつなげましょう。

②商品の種類数（個）

あなたのお店で出品している商品の種類（カテゴリ、ジャンル）の数です。
商品の種類数も、多ければ多いほど売上は増えていきます。

例えば、あなたのお店がドッグフードを扱っていたとします。

A：ドッグフードだけを販売する
B：ドッグフードだけでなく、犬用のおやつ+おもちゃ+洋服+ゲージ+キャリーバッグも販売する
C：Bに加え、猫や鳥用のフード+おやつ+洋服+おもちゃ＋ゲージ+キャリーバッグも販売する

上記のうち、Cが一番売上が多くなると思いませんか？

猫用のおやつを探していたお客様があなたのお店にたどり着く
→お店の他の商品も見てみたら、猫用のキャリーバッグや犬用の洋服で可愛いのを見つけた（忘れてたけどほしいなと思ってた）
→3つともお買い上げ

商品の種類数を増やせば、上記のように「元々は購入する気がなかったのに買っちゃった」なんてことも起こるようになるんです。

③アクセス数（人）

アクセス数とは、あなたのお店や商品ページにどれだけの人数を集客できたのかを数値化したものです。
そのECサイトの中で、あなたのお店や商品ページを選んで来店してくれたお客様の数、つまり集客力を示す指標になります。
ECサイトによっては、PV数（あなたのお店や商品ページが見られた回数）などを使う場合もあります。

どんなに良いすばらしい商品でも、商品ページが見られないことには売れません。
なので、売りたいならまずは商品ページを見てくれるお客様の人数を増やすことが先決。
アクセス数を増やせば、それだけ多くのお客様に見てもらえる＝商品を知ってもらえるので、売上アップにつながるわけです。

④転換率（％）

転換率とは、アクセス数の内のどのくらいのお客様が購入に至ったのかを数値化したものです。
あなたのお店や商品ページを見てくれたお客様のうち、何％の人が購入してくれたのかを表す指標になります。
ECサイトによっては、コンバージョン率などともいいます。

例えば、アクセス数が1,000人の商品ページがあったとして

・転換率1%の場合、1,000人×1%＝10人のお客様が購入した
・転換率10%の場合、、1,000人×10%＝100人のお客様が購入した

ということになります。

転換率が大きいほど、買ってくれるお客様が多いということですので、当然売上は増えることになります。

⑤客単価（円）

客単価とは、あなたのお店での1注文あたりの購入金額の平均のことです。
客単価も多ければ多いほど、売上は増えていきます。

例えば、月商100万円を目指す場合

・客単価1,000円のお店の場合、100万円/1,000円＝1,000個、1ヶ月で1,000個の商品を売らなくてはなりません…
・客単価5,000円のお店の場合、100万円/5,000円＝200個、1ヶ月で200個の商品を売れば達成です。

もし客単価5,000円のお店で、1ヶ月で1,000個の商品を販売できたら、5,000円×1,000個＝月商500万円になります。

この順番で見直していくのが大正解◎

上記の5つの数字はすべて大切です。
なので、もちろんすべてを増やすのが一番なのですが、5つの数字の中には「増やしやすい数字」と「増やしにくい数字」がありますし、優先順位も存在します。

せっかくなら効率よく売上アップを達成したいですよね？

「はい！」という方は、ぜひ以下の順番で見直してみてください＾＾

まずは①商品数と③アクセス数（PV数）が大優先

商品数が少なすぎると、どんなにがんばったところで、売上はたかがしれてます。
また、結果が出ない時に、ベースとなる商品数が少ないと、そもそものリサーチが悪かったのか、その後の売り方が悪いのか、わからなくなってしまうんです…

あくまで私の個人的な意見ですが、有在庫であれば5商品、無在庫であれば1,000商品をスタートラインとして、まずは商品数を増やしましょう。

そこまでできたら次はアクセス数です。
商品は商品ページが見られない限り、絶対に売れることはありません。
自分がお客様だったとしたら、商品ページを見なくちゃ、買う買わないの判断ができないですよね＾＾；
売りたいなら、まずはあなたのお店の商品を知ってもらう＝商品ページを見てもらうことがスタートになります。

大手企業が大金を払って広告費をかけるのも、まずは自社の商品やサービスを知ってもらわないと売れないからです。
無料でできるSEO対策や広告を活用して、アクセス数を伸ばすことに注力しましょう。

次は④転換率（コンバージョン率）

アクセス数が増えてきたら、次は転換率を増やします。
商品ページを見てもらえるようになったんですから、見てくれたお客様のうち買ってくれる人の割合を増やしていきましょう。
お客様の目線に立って商品ページを改善したり、割引クーポンやポイントアップなどで訴求率を上げて、転換率アップにつなげてみましょう。

最後に②商品の種類数と⑤客単価

商品の種類数と客単価については、大きく増やそうとすると商材にも影響してくる部分です。
ドッグフードだけのお店だったのに、猫用小鳥用のゲージやキャリーバッグまで販売するとなると、お店のブランディングも変わりますよね？
なのでこの2つは、普段はセット売りやまとめ買いを促す程度にしておいて、商材に関わる部分は6ヶ月に1回など長期スパンで見直すのがおすすめです。